弁護士奧野舞のブログ

弁護士法人シティ総合法律事務所(http://www.city-lawoffice.com/)

【女性活躍】【労働】新年雑感

新年早々,下記のブログを拝見しました。

 

データえっせい: 女性の最貧国

 

近年の日本では,就業を希望しながらも働いていない女性が274万人いるそうで,求職していない理由は「出産・育児のため」という理由が33%と最も多いようです。

性労働力率も,30~39歳の比率が落ち込んでおり,その理由は結婚・出産・育児のための退職とその後の就労状況がダイレクトに反映されているものと思われます。

 

成人男性・成人女性の収入について,OECDの調査結果にもとづき,日本のデータと他国のデータとを比較したものが,上記のブログに掲載されているのですが,「出産・子育て期の女性もフルタイム就業が当たり前」なスウェーデンと,結婚・出産を期に退職する女性が多い日本とでは,女性のプア率(年収が国民全体の下位10%未満の人の割合を,このように表現されています。)について,すさまじい数値の差が出ています。

 

女性が出産・子育て期においても極端な収入減が生じないように制度設計をする必要があり,この課題克服とともに,こうした制度設計に呼応し,仕組みづくりを実践する公的機関・大企業が増えてゆき,その波が中小企業にもどんどん派生してほしい,そう思います。