弁護士奧野舞のブログ

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【債務整理】【家計管理】【起業支援】家計管理の重要性

女性の起業支援に関わり,士業やコンサルの方と接する中で,一番多く聞くお話が,「事業を回すというお金の感覚が不足している」,という点です。

 

家計簿は1円単位でしっかりつけるけれど,会社のお金はざっくりでよい…なんていうことはありえません。

 

また,事業を起こすとなれば,スタートアップのお金が必要なわけですが,現時点での収支・利益を考えて,継続的に返していくことが現実的に期待でき,何年後に完済出来るという具体的な算段が立っていなければ,そもそも借りるべきではありません。

 

もっというと,スタートアップ時に借入れする前に,自分自身の預貯金で資金を賄うことを考えるべきと思います。

(事業の内容や規模によっては,全ては難しい場合もあるとは思いますが。借金を元手にというのをデフォルトにしてはいけない,ということです。)

 

自宅の家計管理では,何日に水光熱費が引落しになって,何日が給料日で・・・といったことを常に頭に置きながら,日々の入出金を管理していくわけですが,基本的には会社の運営も同じです。

また,雇われ人が毎月決まった日に給料がもらえるという単純な話ではなく,事業主の収入は,日々の売上げから経費を差し引いて出て来るものなので,「レジに入ってきたお金=収入」とは単純にはならないわけです。

 

そういった基本的なことに加えて,小売りであれば在庫を抱えるリスク,人件費,法人税社会保険料,などなど,様々な費目を意識しながら毎日の売上げを積み重ねていく,これは大変なことです。

 

話が脱線しすぎましたが,何が言いたいかというと,家の家計も会社の会計も,やるべきことは一緒で,自宅の家計簿も細かく神経質に作れないようでは,起業しても限界が来るでしょう,ということです。

 

債務整理の相談実施時に,家計表の作成のお願いをすることが多いですが,実際に自分が使っているお金を正しく把握できていないと,立て直しなどできません。

 

来年こそは,しっかり家計管理をしたいと考えている方,当法人では債務整理の方針ももちろんですが,継続的な家計管理指導についても実践的なアドバイスを行っております。お気軽にご相談ください。

 

債務整理 #家計管理