弁護士奧野舞のブログ

弁護士法人シティ総合法律事務所(http://www.city-lawoffice.com/)

【債務整理】【家計管理】【起業支援】支払不能になっていませんか?

当事務所は,様々な分野の案件を取り扱っていますが,債務整理のご相談もよくお受けいたします。(※初回は相談無料です。)

 

個人の方の債務整理の相談をお受けする中で,気になっていることをまとめます。

 

債務整理の相談を受けた場合,まずはご相談者の家計の収支の状況,借金を背負った原因・経緯などをお聞きします。

そして,ご相談者がどのようにして債務の問題を解決していくのが望ましいのか,その方の状況にあった方法を提案させていただきます。

 

方法は大きく3つあって,

①個人破産

②個人再生

③任意整理(各債権者との個別の交渉・和解)

です。

 

簡単に説明すると,

現在の収入の中で,支払条件さえ整えれば(月額の返済額を減らすことができれば)借金の返済を継続していける方については,③をおすすめします。

 

現在の収入との兼ね合いで,全く支払えないわけではないけれども,借金の合計額がそれなりに膨らんでしまって,相当の年数を要する方については,②を検討する場合があります。

 

現在の収入と支出(生活に必要な最低限度の支出)を考え,借金の毎月の返済をしていったとしても,完済の目途が立たない場合には,①を検討します。

 

ただし,①②は,裁判所が関与して進める手続きになりますので,誰でも申立てが出来るわけではありません。

 

例えば,ギャンブルで多額の借金を背負った方については,③個人破産の手続きをとったとしても,最終的に「免責決定」という,いわゆる負債の全額の支払が免除となる判断を得られない場合があります。

 

それから,②については,毎月一定額の収入が安定的に得られる方でないと,利用できない手続きになります。

 

説明はこの辺にしておいて,

皆さん,家計管理はどのようにしているのでしょうか。

 

毎月,家計にいくら入って来て,いくら出て行っているのか,しっかりと出入りを把握しているでしょうか?

 

家計管理の仕方は人それぞれですが,定期的に(できれば毎月1回)振り返りをしないと,実は「給与収入 < 生活費+返済」となっているのに,何となく家計が回っているからといって,放置して,そのうちどこかで支払が出来ない限界が来て,債務整理に至る・・・というパターンが多いと思います。

 

「給与収入 < 生活費+返済」となっているのであれば,既に債務整理を検討する段階に入っている,と思います。

問題は放っておけばおくほど,事後的なフォローが大変になりますので,ご心配であれば,無料相談などを利用して,第三者からの意見を聴くのもよいと思います。

 

あとは,生活費自体が,今のご自身の収入に見合っているかの振り返りも大切です。

 

外食が多いとか,飲み会でいくら使ったかもわからないまま自腹を切っているとか(当然,飲み代なんていちいちレシートももらわない場合もありますよね。),趣味にお金を使い過ぎているとか,そういったことをきちんと管理できないと,どこかで限界がきます。

 

なにかと出費の多い年末ですが,男女問わず(女性が家計管理をしている方の方が多いと思いますが),振り返りをしてはいかがでしょうか。

 

かくいう私も反省するところが一杯です。